義士踊りの紹介
江戸期に、飯田荒町に滞在中の旅役者によって「忠臣蔵」の舞台が伝えられたと言われています。当時の牛牧では明治時代まで歌舞伎が盛んに行われており「赤穂浪士 忠臣蔵」は好んで上演される人気演目でした。
大正天皇の御即位慶祝(大正4年:下記写真)を機に、現在の踊りの基となる四十七士の踊りが実現し牛牧義士踊りが出来たのです。それ以来、戦前4回の飯田お練り祭りに出演し、戦争での中断がありましたが、昭和31年春のお練り祭りに見事復活して以来、今回(平成28年甲年)の飯田お練り祭りで連続11回(60年間)の奉納上演となります。
これまで、高森町内各行事や秋祭り等での上演は勿論のこと、信州博(1993年)や東京高輪泉岳寺で2回・赤穂大石神社三百年祭での奉納上演でも絶賛を浴び、平成18年高森町の登録文化財として指定され、全国にもその名を誇っています。
平成28年飯田お練りまつり上演の記録http://ushimaki.net/info.php?k=51義士踊り唄
撮影:小沢さん(中山)
大正4年
大正11年
大正13年
昭和3年